願わくば、みかんの花咲く里で

間もなく80歳。笑いながら、怒りながら、もしかしたらべそかきながら、自分を励まして生きていく記録

鎌倉ー2 美男におわす

 今回の鎌倉散歩のメインは長谷寺。観音様の写真は撮れませんから、これはガイドブックの写真をコピーしたもの。

長谷観音さま、拝謁するのは30年ぶりか?

やっぱり日本の仏像は”半眼”ですよねぇ。

 10年前、タイに住んでいた時は、本当によくワット(お寺)に行って仏像を見た。この写真(下の左)はちょっと目が細いけど、ほとんどのタイの仏像は「目はぱっとりと付けまつげって感じで、色白で、真っ赤な口紅という状態」だった。

写真の左はタイの北部でみた仏像、右の涅槃仏陀ミャンマーでみたもの。

 

前々回のブログに登場したタイのタミーは、ワット(お寺)に行くと

😘:ビューティフル💕 ああ、マキ、ブッダはほんとに美しいねぇ💗

と、いつも言っていた。

私はいつももごもごもごって、相槌を打っていたが、ちっともビューティフルだとは思わなかったし、それよりも信仰の対象をビューティフルかどうかと考えること自体に驚いていた。

 

 ところが、そういう私も一度だけ、本当に惚れ惚れする仏像をみたことがある。

 ミャンマーの川の中に浮かんでいるパゴダ(仏塔)で、渡し船でそこへ行くというところで、あまり広いパゴダではないのだが、そこでこの仏像に会ったときには、その美しさに、その場をしばし動けなくなってしまった。

これは仏陀だろうか、人間の像なのか、

      男なのか、女なのか😗😍😚🤩

 

 そういえば、与謝野晶子はあの大仏を「美男におわす」詠んでいたっけ。ということは、やっぱりタミーが”ビューティフル”と言っていたのも、本当なんだ。

それぞれタイプが違うんだ。晶子のタイプは大仏で、タミーのタイプは”金ピカの目はぱっちり”なんだ。

 ブッダは「美男におわす」んだ。納得しました。