願わくば、みかんの花咲く里で

間もなく80歳。笑いながら、怒りながら、もしかしたらべそかきながら、自分を励まして生きていく記録

4泊5日で みかんの里へ

 東京にいるとどうしても休めない。次々と押し寄せてくる用事を引き受けてしまう自分が悪いのだが、心身を休ませるのには東京を離れるしかない。

 そういうわけで、4泊5日で「みかんの里」三ケ日に出かけることにした。三ケ日に行くとなれば、いくつかの楽しみがあった。

 そのひとつは、やっぱり「たわわに生っている」であろうみかんの写真を撮ること。

 特に今年の春、花を撮った(上の写真)スペシャルロケーション、今度は実を撮りたい。しかし、それがいったいどこだったのか?

 写真を見れば猪鼻湖の西であることは分かるのだが、1日目はここという場所にはとうとう行き着けなかった。

 2日目の夕方、訪ね訪ねて、やっと「ああ、ここだった」と行き着けたが、

🤔:あれっ? みかん🍊がない!

どういうことなのか?やっと思いついたのは、ここは多分数日前にみかんが収穫されてしまったのだろうということ。

 その日の朝、会った友だちが「家ではちょうど今日から出荷が始まったんです」と言っていたから、もうあちこちでみかん切りが始まっていたのだ。

 その彼女に10㎏入りをひと箱をいただき、また3日目には別の友だちにも10㎏入りをもうひと箱いただいた。

 それを今、東京で近所の友だちにお裾分けしている。 

 本当のことを言うと、私はみかんが苦手で、1年に1つか2つしか食べない。味は嫌いじゃないが、袋についているあの白い筋が嫌で、それを取って食べるのだが、これが面倒くさくて、それならいっそ食べない方がいい、ということになるわけである。

 こんなに私はものぐさのだが、たまに「みかんは好きじゃない」と言う人の出くわすことがあり、訳を聞くと、その100%が私と同じ理由なのが面白い。

 しかし、今まで私と同じ理由でみかんを食べないと言った人は男性ばかりだから、女性には私みたいな物ぐさは滅多にいないのだろう。😣🤔