願わくば、みかんの花咲く里で

間もなく80歳。笑いながら、怒りながら、もしかしたらべそかきながら、自分を励まして生きていく記録

舞い初め会終わる

 おとといの日曜日に、1月恒例の「舞い初め会」が終わって、今、ほっとしている。

 2018年の半ばからこの「佳卓流」という踊りの流派に入れていただいたので、この舞い初め会参加は、今年で5回目になる。

 「佳卓流」では2月から新しくその年の曲の練習が始まる。個人の課題曲と団体群舞の曲が家元から提示されると、その曲をひたすら練習して、秋(今年の場合は11月)に「喜々踊々」という会で発表会のようなことをする。そして、さらに12、1月とまだ同じ曲の練習を続け、この「舞い初め会」で踊り終わると、やっとその曲から解放(?)される。

 私の場合、2022年の課題曲は「春雨情話」、群舞は「万才くずし」だった。

で、同じ踊りが下の写真のように秋は本衣装・本鬘で、新年は素踊りとなる。

 さて、これまた毎年のことであるが、秋に「喜々踊々」が終わって、ビデオで己が姿を見ると「これが10カ月がんばった結果か~~😥😓」とがっくりして、数日は踊りのおの字も考えたくなくなる。

 半月ばかりして、やっと気を取り直して稽古を始め、1月の「舞い初め会」となる。

で、またビデオを見ると、やっぱりがっくりしてしまう。

 

 この「佳卓流」に入門した時、「えっ、1年にたった1曲? もっとできないの?」とかなり不満に思ったのだったが、やってみれば本当に4分ばかりの踊り1曲が、10カ月も練習して、自分なりに満足できる程度までに上達できないのが何とも情けない。

 これが佳卓流・東京教室のメンバー。(真ん中が家元・佳卓)

 2月の稽古は23、24、26日(家元が京都から来る都合上、3日連続)だが、さて、今年はどんな曲を教えていただけるのだろうか。🥰