願わくば、みかんの花咲く里で

間もなく80歳。笑いながら、怒りながら、もしかしたらべそかきながら、自分を励まして生きていく記録

90代の友だちが こんなにすご~い その①

 わたしにはおととしまで90代の友だちが5人いた。

 ところが、最年長の95歳が、おととし足が弱って自宅の階段からの転落を機に独り生活は無理となって、施設に入った。

 もう一人、この人は❝足はぴんぴん❞だから大丈夫と思っていたら、急に90歳で認知度が落ちて、去年自ら希望して施設に入った。

 

 私がお手本と思う先輩があと3人いるが、今日はその中のYさん92歳の話。

Yさんとは2か月に1度、彼女の家でおしゃべり会をしている。

 そもそもこの会の始まりは、30年も前に同じオフィスで働いていた女性で第2土曜日にランチをと集まったことからできたもので、当時は12~3人荻窪のレストランに集まった。それから2、3年、最年長だったYさんの退職を機に会場が彼女のうちになった。そして家主Yさんの名前から1字もらって❝守の会❞と命名した。

 

 数えてみれば、あれから約30年。みんな次々と転勤し、退職し、転勤や退職を機に去っていく人もあれば、集まり続ける人もいて、また辛いことに若くして亡くなった人も(3人)いて、10年くらい前から6人の会になってしまった。

 ところが悲しいかな、その6人も、5年くらい前から85歳が足腰の問題で動けなくなり、83歳が認知症で来れなくなって、今やたったの4人になってしまった。

 ❝守の会❞のもち方も変遷があったが、最近はYさんが漬物とかスープなど、ちょっとしたものを準備してくれ、訪問するメンバーでランチになる食べ物とデザートを買っていく。

 この12月と1月、

😚:忘年会だから、新年会だから、おいしいお寿司が食べた~い🍣

私がわがままを言ってお寿司にしたので、今回はおにぎりとお惣菜を買っていこうということになった。

 その途中で、

😍:あっ、昨日はYさんの誕生日だよ。花買って行こ❗

ところが、花屋があれっ❓ 閉まっている。ドアに貼ってある紙に❝閉店のお知らせ❞

もう、駅まで戻らなくちゃ花屋はありません。スーパーで買った1輪花ですみません💦

  たった1輪のバラとおにぎりとお惣菜で

      Yさん92歳の誕生会🌸になった。

Yさんが元気なおかげで私たちは隔月ここに集まれる、おいしい東北のお酒が飲める、戦時中の話が聞ける、私もあと10年、ボケないで頑張らなくちゃと活力を貰える………

Yさん、92歳、おめでと~💕 これからも元気で~💕