願わくば、みかんの花咲く里で

間もなく80歳。笑いながら、怒りながら、もしかしたらべそかきながら、自分を励まして生きていく記録

「寒梅の気品」とは程遠く

 今年からは「最低月1のエンタメをと決めたのだったが、1月はまだコロナ感染も心配される状態で、ランチ1回、ディナー1回でしょぼく終わった。

さて、コロナも下火になってきたことだし……、2月と言えば観梅だな~🥰

 

 で、まずはその1回目。きのう、熱海来宮の梅園に行くことになった。

 2、3日前から天気が悪いということは予想されていたが、友だちとの約束だから日を変えるのも難しい。「ここで、晴れ女のパワーを見せてやろうじゃないか😠」と念力かけたが、熱海は小雨だった。

 行ってみて驚いたことは、この梅園、結構な広さで、清流の傍らに植えられた紅梅白梅の塩梅も実にいい。花はちょうど見ごろであり、それだけに天気が恨めしかった。 

 ほんとうは晴れていたら、「寛一・お宮さんの熱海の海岸」も散歩したかったし、5月に咲くJacaranda並木のある海岸の位置も下見しておきたかった。しかし、降りという降りではなかったのに、重く垂れこめた曇天で、その気力が起きなかった。

 1時間半の梅園散策のあとは、ここぞという熱海のいいところも知らないので、駅前のアーケード街で遅めの昼食をとることになったのだが、これまた何処も大した食事でもないのに結構な値段で、しかも列を作って待たなければならなかった。

 これならもう少しお金弾んで「日帰り温泉+昼食」の宿でも取ればよかったかな😒

いやいやいやいや、清く正しく行きましょう。

 昔、ある中学校の女性校長さんが教育のモットーにしていた言葉を思い出した。

「寒梅の気品と雑草の逞しさを!」

とうとうここまでの私の人生、寒梅の気品など程遠いものだったなぁ😥😓😱

そう思いながら東京に向かう車窓、少し青空が見えてきていた。