私が所属している日本舞踊の会は、毎年秋に東京武蔵野市の「喜々踊々」という会で踊るのが最大のイベントとなっている。今年も2月には曲目が決まり、秋の舞台発表を目指して練習してきた。
ところがその後、沖縄東村での日本語指導の仕事(9月から)が入ってきた。
この仕事を断ることはできた。しかし、始まりがアルゼンチンで懇意にしていただいた人からの依頼だから、できれば今年もお役に立ちたい…… と思った。
踊りの舞台出演も、断ることはできた。しかし、これも「あと何回舞台に立てるか」という自分の年齢を考えたり、メンバーのことを考えたり(東京グループはたったの7人)すると、断り難かった。
それで、「両方引き受けるとなると、具体的にはどうなるか」、あまり考えもせず両方とも引き受けた。
ところが、物事はやっぱり簡単ではなく、
まず8月7日の稽古を最後に、丸3か月稽古なしでリハーサル・舞台ということになった。やっぱりきつい。特に群舞の方は通しで全曲の踊りは習っていたが、パートに分かれるところは習ってなかったので、リハーサルでかなりまごつき、本番でも少し間違えた。
次に東村⇒東京は思ったよりずっと遠く、
往路:(仕事のあと4時に出発)9時間かかり、家に着いたのは夜中1時過ぎ。
帰路: ANA到着がちょっと遅れ、荷物がなかなか出てこなかったこともあって、
1台バスを逃し、結局、名護~東村をタクシーにのり、タクシー代5600円😥
帰路は9時間半。
さて、肝心なのは自分の踊り「春雨情話」
化粧・身支度が終わった時、「何でそんなにきれいなの?」
なんて言われて、その気になって~~🥰😊
打ち上げの会で「切ない女心の表現に涙が出そうだった」
と言われて、そうだったの~と、またちょっと浮かれちゃって~~😍
だけど、翌日出来上がったビデオを見てみれば、
あ~~あ、何てことだ! やっぱりまだまだだよ。私の踊りダメだよ😱
往復18時間半の乗り物移動、その間、重いスーツケースを引っ張って肩を傷め…。
出演料、もろもろのお礼、交通費等、トータル20万円近い出費。
18時間半と20万円かけて
出演した価値があっただろうか????