先週12月6日(水)午後5時ころ、茅場町から中野行の地下鉄東西線に乗った。足の悪い友だちといっしょで、彼女が幸い空席を見つけて座れたので、私は彼女の前の吊革につかまって、彼女に覆いかぶさるようにして2人で話していた。
大勢の乗り降りがあって、白杖を持った若い女性が乗り込んできたのは、次の日本橋駅だったか、その次の大手町だったか?
「あ、目が不自由な人が乗ってきたな。どこかに座れるといいけど……」
そう思って見渡したが、空席はない。
私も友達も、誰かがこの人のために席を譲ってくれたらいいな~と、時々ちらりちらりと彼女の方を見るのだが、だれも知らん顔。
友だちは心配顔しているが、彼女は90歳だし、今年人工膝関節を入れたばかりなので、席を譲れる状態ではない。😥
中野までの幾駅かで大勢の人が乗り降りしたが、誰も「ここ、空きましたよ」とこの女性に声を掛ける人も、席を譲る人もいなかった。とうとう終点中野まで彼女は立ったままだった。
日本人はもっと親切な国民だと思っていたが、あ~~あ、何ということか!😠😵💫
それで思い出すのが、南米人。
アルゼンチン、ウルグアイにそれぞれ2年ずつ住んだが、この国の人たちはすごい。体の不自由な人、高齢者、妊婦が乗り物の入り口のところに来た途端、誰かが席を譲るべく立ち上がる。私がぼ~っと外を見ていると、隣の人が立ち上がるので、「あれっ」とバスや地下鉄のドアの方を見ると、そういう人がいる。気が付かなかった私は恥ずかしくなってしまう。
南米人は、常に入り口を見張っているみたいである。
も~う、泥棒だらけ、ずるい人だらけ、利潤には自己中のアルゼンチン、ウルグアイで、弱者に対するこの親切さ!
彼らの頭の中は、価値観は、一体どうなっているのか🤔😏