願わくば、みかんの花咲く里で

間もなく80歳。笑いながら、怒りながら、もしかしたらべそかきながら、自分を励まして生きていく記録

眼を閉じた写真はボツ?

 3年前、「❝断捨離❞で、年賀状もこれが最後です。もうやめますので……」
と宣言したはずなのに、その後も律義に年賀状をくれる人がいる。そうなると、私の方も知らん顔できなくて、返信せざるを得ない。ということで今年も10数枚書くのだが…

 

 先週末、踊りグループの練習会があって、そこで、年賀状候補の写真を2枚見せた。

😊:年賀状に写真使いたいんだけど、どっちがいい?😊

 

 左は昨年6月、近所の氷川神社での奉納舞踊。その前年、長い病棟生活の末亡くなった友人に捧げるつもりで踊った。「春雨情話」というのだが、彼は前年の早春に亡くなったので、神になった彼(神道では死後は神になる)に捧げるという気持ちだった。だからと言って目を閉じたわけではないが、写真ではたまたま目を閉じて写っている。私の思いが表情に出ていて、いい写真だと思っていた。

 右は去年の秋、杉並セシオンという会場で踊った「博多追分」これは動画からとったのでピンボケだが、動きがあるので、自分としては気に入った写真だった。

 というわけで、この2枚を選んだのだが、

そこに居合わせた4人の仲間からは総スカンク。

「写真はもう目を閉じていたらボツ!」

「ピンボケも、う~~~ん、よくないね~」

というのが、4人の一致した意見。

 

 そうなのか~🤔 確かに集合写真を何枚か取った時、目をつぶった人がいると、それを除いたものを選ぶけれど、個人写真は別だと思っていた。

 でも、4人が4人そういうのなら、私からこの年賀状をもらった人も、そう思うのだろう。で、仕方なく、目を開けてにこやかにこっちを見ている写真で年賀状を作った。

ああ、何と平凡でつまらない年賀状!