願わくば、みかんの花咲く里で

間もなく80歳。笑いながら、怒りながら、もしかしたらべそかきながら、自分を励まして生きていく記録

1万9000人?、それがどうした!

 きのう1万9000人、今日1万8900人、東京の新規コロナ感染者数である。今年2月初め、東京の感染者が2万人を突破した時には、どうなることかと思ったが、それでもう、この程度の数には麻痺してしまったのか。

 今日、通院の帰り道、商店街を通ったら、人人人…。

 「1万9000人? それがどうした!」というわけであろう。 

 土曜日だし、雨も降っているし、じゃあ買い物でも……というところだろうか。

 

 この間、ある40代に、コロナ感染対策についての住民の無防備さを嘆いたら、「政府の無策の結果なのに、なぜ庶民が責任を取らなきゃならない!?」と言われてびっくりした。「誰の無策の結果であろうが、みんなで何とかしなきゃ」と思っていたが、そういう考えもあったのか~! 

 

 食料品店も人でいっぱいだが、さらに驚くのが、いくつかある整骨院が、これまた待っている人の多いこと。待合室のイスは満席で、外まで行列。それが40代以下の若者だということ。

 20代、30代、40代で行列作ってマッサージ受けなきゃならないほど、日本人は病んでいるのだろうか?

「昔は…」というと嫌われるが、この枕詞を使えるのは高齢者の特権だから、敢えて言わせてもらえば、

 2昔くらい前までは、整骨院だの、カイロプラクティックだの、というところへ行くのは、高齢者か、40代以下なら骨折か捻挫でもした人に限られていた。

 20代30代で行列作ってマッサージ受けなきゃならないなんて、かわいそうに😓

 だが、そのかわいそう世代が「1万9000人?それがどうした!」と言っているのである。