願わくば、みかんの花咲く里で

間もなく80歳。笑いながら、怒りながら、もしかしたらべそかきながら、自分を励まして生きていく記録

4日間の味噌づくり研修

 今週の研修は「JAおきなわ東支部女性部」による味噌づくりに、研修生も参加することだった。

月曜日:洗米作業。今でも米というものは「研ぐ」必要があるかどうか分からないが、

   とにかくたくさんの米を研いだ。洗うのではなく、研いだ。何年振り?

   でも作業はこれだけだから、30分で終了。

火曜日:米を蒸す⇒冷ます⇒酵母をパラパラっと入れてねかせる。1時間半の研修。

水曜日:昨日ねかせた米を”だま”にならないようにばらばらにする。

    一方で大豆を水に浸しておく。30分の研修。

木曜日:大豆とお米を混ぜたものをミンチに掛ける。

    そして、空気を抜くために団子にし(左下の写真)その後、

    巨大なタッパーの中にいれて、空気を抜くためにぎゅっと押し付ける。

 一番上に塩を振り、空気に触れないようにラップをかけ、さらにカビ対策でワサビ団子をいくつか乗せる。これでおしまい。作業2時間ちょっと。
これを常温放置すること3~4か月で、味噌の出来上がりだとのこと。

 さて、4日間、研修生2人は若くて力持ちなので、すごくよく働いた。

みんなに褒められて、アルゼンチンの紹介もできて、うれしそう。

 はい、4日間お疲れ様😊 写真撮ってから、お昼にしましょう。

 こういう味噌づくりを1年に2~3回やって、この皆さんは市販の味噌を買ったことがないとのこと。

 

 それで思い出した。

 小学生の時、(私も村育ちだったけど)ずっと峠に近い方の村に住んでいた子に、「買った味噌なんか食べているの? 私の家の味噌は手作りだからとってもおいしい。買った味噌なんてまずくて食べられない」とさげすむように言われたことがあった。

 そのまま大人になって、ある時、近所の主婦が、その人はタッパウエアーを売ってちょっと儲けるみたいなことをしていたが、

「味噌を仕込んであげるから、このタッパー買わない?」

と言われて、「まあ、付き合いだから」と買ったことがあった。でも、その味噌は、まずくはないが、おいしくもなかった。

 で、今日のお昼の味噌汁も、前回作った味噌を使ったそうだが、

う~~ん、これがおいしいということなのかな~~🤔